経営システム工学科とは?

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経営システム工学科とは?

経営システム工学とは何か

経営工学(Industrial Engineering)は元来、工場の経営管理を対象にして生まれましたが、今日では、ソフトウェアやサービスを含めた多様な商品をその対象とするとともに、企画・設計から販売までの企業の全部門に渡る活動を取り扱うようになり、広く組織の経営全体に対して適用可能な科学的理論と実戦的技術を統合した学問に発展してきました。

経営システム工学の位置づけを上図に示します。この図よりわかるように、経営システム工学は、人間工学や社会科学等の人間社会に関する学問、電気・電子工学や機械工学等のハードウェアに関する学問、および情報工学やソフトウェア科学などのソフトウェア・情報システムに関する学問を有機的に結合するための学問体系であり、平易に言えば、人間、ハード、ソフトを対象とする固有技術の成果をうまく引き出すための方法論と言えます。その意味では対象が固定されておらず、一般の人には内容が分かりづらいのですが、反面、適用できる範囲が広く、企業をはじめとする様々な組織の経営管理に役立つ手法として活用されています。

経営システム工学の扱う領域は、ますます広がる傾向にあり、その学習は、容易ではありません。本学の経営システム工学科では、「顧客にとって価値のある製品・サービスをつくりだすこと、提供すること」が企業や組織が永続的に存続・発展するうえでの必須条件であると考え、そのために必要となる管理技術や思考方法に重点を置いてカリキュラムが構成されています。

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