中條 武志 (なかじょう たけし)
所属:中央大学理工学部ビジネスデータサイエンス学科
職名:教授
生年:1956年
学位:工学博士(東京大学、1986)
連絡先:東京都文京区春日1-13-27
TEL 03-3817-1933 FAX 03-3817-1943
略 歴: 1979年東京大学工学部反応化学科卒業、1986年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了、
1987年東京大学工学部助手、
1991年中央大学理工学部管理工学科(現、ビジネスデータサイエンス学科)専任講師、1992年助教授、1996年教授担当科目: 品質環境マネジメント特論(大学院)、人間信頼性工学特論(大学院)、
品質管理、品質環境マネジメント、データサイエンス実験A、
品質工学/品質管理(他学科)専門分野: 社会システム工学、品質管理、信頼性・安全性工学
研究課題: ヒューマンエラー、人の不適切な行動の未然防止に関する研究
総合的品質管理(TQM)および小集団改善活動の推進に関する研究
潜在ニーズの把握とモデル化に関する研究
所属学会: 日本品質管理学会、American Society for Quality
電子情報通信学会、The Institute of Electrical and Electronics Engineering
応用統計学会、日本経営工学会、医療の質・安全学会
学会および社会における活動:
日本品質管理学会標準委員会委員(1999.10-)
デミング賞審査委員会委員(1993.1−)
品質管理セミナー・ベーシックコース運営委員会委員(1997.1-)
QCサークル誌編集委員会副委員長(2002.1−)
QCサークル関東支部世話人(2019.3−)
ISO/TC176(品質マネジメント及び品質保証)国内審議委員会委員(1982.1−)
ISO/TC241(道路交通安全マネジメントシステム)国内審議委員会委員(2009.5−)
日本電気協会原子力規格委員会品質保証分科会委員(2015.4−)
最近の主な著書:
- 中條武志・萩原貴人、“ECサイトにおける顧客の行動に基づいて製品に対する顧客のニーズを把握する方法”、「品質」、Vol.54、No.4、pp.80-91、2014.10
- 朱睿・中條武志、“航空事故における人の不適切行動、局所要因および組織要因の関係の横断的分析”、「品質」、Vol.54、No.4、pp.67-79、2014.10
- 張怡・中條武志、“SERVPERFを拡張したサービス品質の測定尺度”、「品質」、Vol.54、No.4、pp.56-66、2014.10
- 中條武志・上坂一斗・藤本凜太郎・手計哲也、“人に起因する品質問題の未然防止活動の難しさと克服策”、「品質」、Vol.54、No.1、pp.108-120、2024.1
- 太田博也・中條武志、“非製造職場における小集団改善活動の効果的な運営と推進に関する研究”、「品質」、Vol.54、No.1、pp.97-107、2024.1
- 岡田俊・中條武志、“中小企業のための新製品開発失敗原因分析手順の提案−一つの事例を基に失敗原因を系統的に抽出する方法−”、「品質」、Vol.52、No.3、pp.82-90、2022.7
- 新開晴仁・中條武志、“知識・スキルの不足による設計誤りと技術者に対する教育・訓練の関係−ソフトウェア開発を例にして−”、「品質」、Vol.52、No.3、pp.71-81、2022.7
- 本間岳・中條武志、“オンラインコミュニティを活用した顧客ニーズ調査に関する研究―司会の仕方と得られるニーズの関係―”、「品質」、Vol.52、No.3、pp.58-67、2022.7
- 中條武志、「日常管理の基本」、日科技連出版社、2021.12
- 久保田祥平・中條武志、"潜在ニーズの抽出を目的とした行動観察方法の研究−二段階行動観察手順の提案−"、「品質」、Vol.51、No.2、pp.62-69、2021.4
- C. A. Cianfrani, A. Daniels, A. Ezrahovich, T. Nakajo, I. Sheps, J. E. West, "A new understanding: deciphering how interational standards define quality", Quality progress, September 2020, pp.45-48
- 清水健嗣・中條武志、"潜在ニーズの抽出を目的とした行動観察方法の研究−観察する行動の限定がより具体的なニーズの獲得に与える影響−"、「品質」、Vol.50、No.3、pp.57-63、2020.7
- 笠原 兼・中條武志、"生産・サービス提供における人の不適切な行動に起因するトラブル・事故の再発防止活動をRCA(根本原因分析)の視点から評価する方法"、「品質」、Vol.50、No.2、pp.74-81、2020.4
- 中條武志編、「ISO 9004:2018 (JIS Q 9004:2018)解説と活用ガイド−ISO 9001からISO 9004へ,そしてTQMへ」、日本規格協会、2019.6
- 富田健児・中條武志、"病院における意図的な不遵守を防止する取り組みの改善に役立つ方策の体系化−安全対策の不遵守を中心にして−"、「品質」、Vol.49, No.2, pp.55-66、2019.4
- 中條武志、「こんなにやさしい未然防止型QCストーリー」、日科技連出版社、2018.2
- 中條武志・渡辺 慎、"変更・変化と人に着目して品質不良・トラブルを分類し,未然防止活動の強化策を立案する方法の適用例"、「品質」、Vol.47、No.4、pp.342-348、2017.10
- 齋藤喜允・青木 晃・新井康由・中條武志、"多数の内職者を含む調達・外部委託においてRCAを行うための方法の提案"、「品質」、Vol.46、No.2、pp.209-221、2016.4
- 清水悠貴・高村純享・千田悟郎・中條武志、"機械加工におけるヒューマンエラー発生頻度の推定方法"、「品質」、Vol.46、No.1、pp.103-113、2016.1
- 中條武志・棟近雅彦・山田秀、「ISO 9001:2015要求事項の解説」、日本規格協会、2015.11
- Shu Kuwana and Takeshi Nakajo, "A Proposal of RCA for Identifying Weakness in the Activities of Preventing Human Inappropriate Behaviors", Proc. ICQ 2014, 2014.10
- 沖田武嗣・中條武志、"新商品開発における情報共有とその効果・要因に関する調査研究"、「品質」、Vol.44、No.3、pp.65-76、2014.7
- 野口稔弘・大内俊樹・中條武志、"動画マニュアルの表現方法と作業におけるヒューマンエラー発生率の関係に関する一考察"、「品質」、Vol.44、No.2、pp.92-100、2014.4
- 八尾坂修平・中條武志、"バス事業者のためのエラープルーフ化原理と活用支援ツール"、「品質」、Vol.44、No.1、pp.135-145、2014.1
- 中條武志・大塚美穂・蘇山顕央・山田知則、"未然防止活動の現状と課題に関する一考察−製造分野と医療分野と運輸分野の比較−"、「品質」、Vol.43、No.4、pp.94-101、2013.10
- 早乙女慧・高見沢正己・石崎 博・河合清博・中條武志、"情報システム開発における情報漏洩事故の未然防止−意図しないヒューマンエラーに起因する事故の防止を目的とするFMEAの提案−"、「品質」、Vol.43、No.4、pp.86-93、2013.10
- 中條武志、"魅力的品質・当り前品質を考慮した価値指数の提案"、「品質」、Vol.43、No.3、pp.139-143、2013.7
- 梶原誠・中條武志、"デザインレビューの成熟度評価方法の提案"、「品質」、Vol.43、No.2、pp.75-84、2013.4
- 永松陽明・中條武志・谷口芳夫、"業務プロセスにおける不具合情報の有効活用の研究"、「品質」、Vol.43、No.1、pp.143-151、2013.1
受 賞:
- 1984年度 日経品質管理文献賞(作業のフールプルーフ化に関する研究、共同受賞者:久米均)
- 1991年度 日経品質管理文献賞(外部仕様変更に伴う修正誤りの効果的テスト方法ほか、共同受賞者:兼子毅)
- 2001年度 (社)日本品質管理学会最優秀論文賞(発展過程を考慮したTQMの評価・診断法に関する研究、共同受賞者:中司慎太郎)
- 2007年度 日経品質管理文献賞(TQMの基本、共同受賞者:山田秀ほか)
- 2009年度 日経品質管理文献賞(開発・営業・スタッフの小集団プロセス改善活動、日本品質管理学会・管理間接職場における小集団改善活動研究会編)
- 2010年度 工業標準化事業表彰(経済産業大臣表彰)
- 2010年度 日経品質管理文献賞(新版品質保証ガイドブック、日本品質管理学会編)
- 2017年度 デミング賞本賞
- 2018年度 日経品質管理文献賞(こんなにやさしい未然防止型QCストーリー)
- 2022年度 日経品質管理文献賞(日常管理の基本)
- 2023年度 日経品質管理文献賞(テクニカルレポート品質不正防止、テクニカルレポート品質不正防止原案作成委員会)