2020年11月10日
厚生労働省は11月6日に「現代の名工」に150人を選出したと発表し、理工学教授 樋口知之(中央大学 AI・データサイエンスセンター所長兼務)が、「データサイエンティスト」として初めて選出されました。
「現代の名工」は、卓越した技能を持ち、その道の第一人者とされている技術者を厚生労働大臣が表彰するものです。11月9日に表彰式が行われ、厚生労働大臣からの表彰状、卓越技能章(盾と徽章)および褒賞金が授与されます。
【技能功績の概要】
現実の問題に即した統計的モデリング学の発展に努め、特にベイズモデルの応用研究において優れた業績をあげ、今日のビッグデータの活用とそのために必要なデータサイエンスの基礎を築いた。昨今の人工知能時代における統計学や機械学習の重要性の啓発に努めるなど、我が国におけるデータサイエンスの振興に多大な貢献をした。